年収が上がらない、高い年収の会社で働きたいと考えている人は多いと思います。
これから年収の格差もどんどん広がっていく中で英語の必要性は高いです。
本記事で解説している内容です。
- 英語を使う仕事が高い収入を得られる理由は?
- 昇格や昇進に英語力は影響があるのか?
年収1,000万円以上の会社で働きたいと考えている人は、ぜひ英語の必要性について理解しておきましょう。
年収1000万円以上の割合は4.9%
国税庁が1年を通じて勤務した給与所得者5270万人を対象に調査した結果によると、
年収1,000万円の人口割合は、4.9%です。
20人にひとりは年収1,000万円を超えているという結果です。
新卒でも年収1,000万円出す企業が増えている
年収1,000万円なんて夢のような数字だと思っていませんか?
日本の少子高齢化社会によって、優秀な人材不足が問題になってきています。
優秀な人材を確保したい企業は、新卒でも年収1,000万円の求人を出しはじめました。
NEC「新卒年収1000万円」の衝撃 年功序列の廃止か、「3流国への没落」か
ITmediaより
優秀な人材を確保するために、NECは10月から研究職を対象に、新卒年収が1000万円を超える可能性がある給与を支給すると発表した。これが技術・研究系の職場に衝撃を与えている。
くら寿司が「年収1000万円」で新卒募集するワケ
東洋経済より
同社は2020年春の新卒採用で、入社1年目から年収1000万円の幹部候補生を募集する。条件としては26歳以下(就業経験者、卒業後に1年以上ブランクがある者は対象外)という年齢制限に加え、TOEIC800点以上、簿記3級以上といった必須資格もある。募集人数は最大で10人を予定している。
ニトリ、新人年収1300万円も 札幌のデジタル人材2倍に
日本経済新聞より
札幌のデジタル人材を10年後に現在の約2倍の400人規模に増強する。入社時に年収1300万円も可能になる賃金体系を別会社に設け、通販サイトやアプリの企画・開発を強化。本社機能のある東京と札幌の2拠点にデジタル人材を集中させて競争力を高める。
魅力的なオファーですが、条件も厳しいので該当される対象者も本当に僅かです。
英語を使う仕事が高収入な理由
なぜ英語力があると収入が高くなるのか、理由を3つ挙げてみます。
年収が高い業界で働ける
働く業界によって年収は大幅に変わることがあります。
例えば、サービス業の平均年収は369万円ですが、金融業界の平均年収は448万円です。
高い年収の業界は、より英語が必要になる機会も多いのが実状です。
企業の求める人材が少ない
ビジネスレベル以上の英語を使える日本人が少ないということです。
日本の人口減少が進んでいくと経済はどんどん縮小していきます。
そうなると海外への事業拡大が必要になってくるので、企業は英語力のある人材を確保したいとなりますよね。
海外の給料は上昇傾向にある
日本の平均年収はここ数十年変わっていません。
対して世界の先進国の年収は年々上がっている傾向です。
英語ができると海外でも働けるチャンスが出てくるので、収入も上がりやすいと言えます。
英語力は昇進・昇格にも影響する
TOEIC Programを活用している企業・団体における英語教育、英語活用の実態調査があります。
昇進・昇格の参考に英語を対象としていると回答した会社も多くなっています。
また、昇進・昇格にあたって参考にするTOEICスコアは、、業界や企業規模によっても変わってきます。
スコアをみてもそこまで高いレベルではなさそうです。
会社によっては、TOEICで良いスコアを取るとボーナスが出る場合があります。
高い企業では、なんと100万円も支給されるという会社もあります。
まとめ~英語を使う仕事が高収入な理由は企業が求める人材が少ないから
本当に優秀な人材は海外で働く人も増えています。
日本人で英語力をつければ、新卒でも年収1,000万円も夢ではありません。
もちろん必要なことは英語力だけではありませんが、明らかに年収が高い仕事につけたり外資系企業に就職できる可能性は高まります。
英語ができなくても、外資系企業に入れるのかどうか気になる方はこちらの記事もご参照ください。