外資系企業に就職をしようと考えている人も増えてきている傾向があります。
日系企業の終身雇用制度も崩壊しつつあり、給料が変わらないという問題もここ数十年で大きく変わってきています。
そこで、外資系企業を希望する人に向けて外資系企業はやめとけと言われる理由について解説していきます。
外資系企業はやめとけというのは本当なのか？
外資系企業と聞くと、「給料が高いので仕事がハード」というイメージを持っている人もいると思います。
また、最近話題になったツイッター社のリストラなど日本の企業ではあまり馴染みのないことも出てきて不安定であるイメージもあるかもしれません。
結論から申し上げますと、外資系企業はやめとけと言われているのは、向いていない人には事実だと言えます。
しかし、外資系企業が向いている人にとっては、日系企業よりも多くのメリットがあるのでおすすめできます。
外資系企業はやめとけと言われる7つの理由
外資系企業で働くことはエキサイティングな経験ですが、欠点がないわけではありません。
この記事では、外資系企業で働くのはやめとけと言われる7つの理由を探ります。
雇用が不安定
外資系企業への転職を検討する上で、最も懸念されることのひとつが雇用の不安定さです。
たとえ個人の実績が良くても会社の業績が悪ければ、容赦なくリストラや早期退職もありえます。
社風や文化が合わない
外資系企業で働く場合、社風や自分の価値観と合うかどうかを考慮することが重要です。
会社の価値観や信念が自分のものと一致しない場合、対立が生じ、モチベーションを維持することが難しくなる可能性があります。
また、外資系企業には慣れない文化や考え方があるので、理解して順応する必要があります。
実力主義
日系企業は年功序列型がまだまだ一般的ですが、外資系企業では、実績が重視される実力主義です。
給料にも反映されるので、成果や実績が出せない場合は、会社に所属し続けることは難しいと言えます。
福利厚生が充実していない
外資系企業で働くデメリットとしてもう一つ考えられるのは、福利厚生が充実していないことです。
社宅制度や事業所内託児施設、退職金などの福利厚生は国内企業と比べて充実していません。
その分、給料が高いというのが外資系企業とも言えます。
ボーナスがない
外資系企業の給与体系は、年棒制がメインです。
多くの国内企業とは異なり、ボーナスという制度がないことが多い会社が多いです。
ただ元々給料が高いので、日本の国内企業でも業績が悪いとボーナスが支給されないよりは良いとも言えます。
海外赴任の可能性
外資系企業で働く場合、海外赴任の可能性もあります。
海外赴任は、世界を見るチャンスでもありますが、同時に精神的な負担も出てきます。
日本でずっと働きたいと考えている人にとっては、大きなストレスにもなりえます。
英語ができないと不利
最後に、外資系企業で働く上で、語学力が制限されることがあります。
多くの外資系企業では社内の公用語で英語を使用しています。
社内コミュニーケーションはもちろんのことですが、顧客や取引先との商談で英語が出来ないとスムーズに仕事を進められないので不利になってしまいます。
外資系企業に向いていない人の特徴
初めて外資系企業に就職しようと考えている人は、まず外資系企業と日系企業の違いについて理解しておく必要があります。
未経験で外資系企業に転職する前に、知っておいたほうが良いポイントを紹介します。
年下の上司に抵抗がある
外資系企業は人材の入れ替えも激しいため、若い年齢層が多いのも特徴です。
実力主義なので、実績があれば若くてもキャリアアップして責任のあるポジションにつくことが可能です。
自分より若い上司と働くことに抵抗がある人にとっては、やりづらい環境だと言えます。
自発的に行動できない
外資系企業には、即戦力を求めているため日系企業のように教育制度が充実しているとは言えません。
上司から指示を待っているだけではやっていけません。
自分から動いて仕事を見つけていく行動力は必要です。
安定志向が強い
多くの外資系企業は実力主義なので、実績や成果が出せなければ厳しい環境です。
リストラや早期解雇もある世界が外資系企業なので、解雇されるリスクを受け入れなければいけない場合もあります。
日系企業の年功序列型でマイペースに仕事をしたい人には不向きと言えます。
順応性と柔軟性がない
外資系企業では、海外とのやり取りもあるので言葉の壁や文化の違いなどを感じることも出てきます。
また、新しいチャレンジに直面する機会も多い外資系企業では仕事も臨機応変に進めていく必要があります。
こうした変化の多い環境に柔軟に対応できる順応性がない人は、外資系企業には向いていません。
英語を学ぶ意欲がない
もし英語力がなくても、実績やスキルがあれば外資系企業に就職することも可能ですが、キャリアアップや仕事をスムーズに進めていく上ではやはり英語力は必要になってきます。
入社してからも社内で英語での会話を積極的にするようにして、常に向上心をもって英語を学んでいくことも重要です。
外資系企業で働くメリット
外資系企業で働きたい人も一定数はいるので、ここでは働くメリットについて4つご紹介します。
- 高い年収
- キャリアアップは実力次第
- 語学力が向上する
- 海外とのビジネスが経験できる
- ワークライフバランスが取りやすい
まとめ～外資系企業はやめとけというのは向いていない人だけ
外資系企業に就職を考えている人は、周りからやめとけと言われたこともあるかもしれません。
実際に外資系企業で働いている人から言われた意見であれば、参考にしたほうが良いと言えますが、大抵は知らない人の意見です。
需要なのは、自分の性格が外資系企業に向いているか向いていないかということです。
