将来、年金がもらえないのでは?と不安のある人も多いですよね。
フリーターとして働いている人は、年金がいくらもらえるのかご存知でしょうか?
働き方が自由なフリーターは気楽ですが、将来もらえる年金を知るとショックを受けるかもしれません。
この記事を読むと、フリーターがやばい理由を理解できるはずです。
今後どうしたら良いのか考えるきっかけにしてみてください。
- フリーターがもらえる年金額
- フリーターで働くメリットとデメリット
- 将来の年金はどうなっていくのか
- もらえる年金を増やすためにできること
フリーターがもらえる将来の年金はやばい
フリーターが将来受け取れる年金は、国民年金のみです。
国民年金は、原則として65歳から受給できます。
20歳から60歳になるまでの40年間、国民年金を支払ってもらえる年金は…
1ヵ月で約65,000円、年間で約78万円です。
学生アルバイトやパートタイムで働いている人よりも少ないのです。
この金額だけで生活するのは相当厳しいですよね。
65歳になった自分を想像してみてください。
年金だけでは生活できないので、収入を得るためにアルバイトをする必要があります。
体力的にもきつくなってきているので、できる仕事も限られてきます。
これってかなり辛くないですか。
ショックを受けた人もいると思いますが、将来の年金はどうなっていくのかについても説明していきます。
フリーターのメリットとデメリット
まず先に、フリーターのメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
フリーター(アルバイト・パートタイマー)のメリットは、柔軟な働き方ができることです。
- 自分の好きな時間や場所で働ける
- 仕事とプライベートのバランスを取りやすい
- 経験を積むことでスキルアップができる
- 複数の仕事を経験することで幅広い知識を得ることができる
- 給料は時給なので、働きやすい時間帯では高い給料が得られることもある
このように、フリーターは柔軟な働き方ができるのが特徴です。
デメリット
- 収入は上がりにくい
- 休みが少なくなる
- フリーター(アルバイト・パートタイマー)のデメリットは、安定した収入を得ることができないことです。
- 雇用契約がないため、仕事の保証がなく、安定した収入を得ることができない。
- 会社からの福利厚生や年金、社会保険などの後援がない。
- 働く先がないときには収入がなくなる
- 長期的なキャリアアップには向かない
- 仕事のスケジュールが不安定でストレスがたまることもある
このように、フリーターは安定した収入を得ることができないというデメリットがあります。
年金は将来どうなるのか
高齢者が増えるので負担も増えていく
日本は平均寿命が世界トップクラスの長寿国です。
これからどんどん高齢者が増えていくのは確実です。
むしろすでに増えていて、人口の4人に1人は65歳以上になっています。
我が国の総人口は、令和元(2019)年10月1日現在、1億2,617万人となっている。 65歳以上人口は、3,589万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も28.4%となった。
令和2年版高齢社会白書(内閣府)
国民年金を支払っている人は分かると思いますが、年々その負担額は増えていっています。
「国民年金の支払額」の推移を記載しました。
少子化でもらえる年金は減っていく
高齢者が増えて、労働する若者が少なくなっていくともらえる年金も少なくなっていきます。
「もらえる年金受給額」の推移を見てみます。
最悪、生活保護もらえばええやんと考える人もいると思いますので、生活保護について簡単に説明します。
生活保護のメリットとデメリット
メリット
- 保護費が受け取れる
- 所得税や住民税が免除される
- 国民健康保険料の支払いが免除される
- 国民年金保険料の支払いが免除される
- 医療費が無料になる
- NHK受信料が免除される
- 保育料が免除される
デメリット
- 所有できる物に制限がかかる
- 住む場所が制限される
- お金の使い方に制限がかかる
- ローンを組めない
- クレジットカードを作れない
- 家族や親戚にバレる
- 定期的にケースワーカーとの面談が必要
もらえる年金を増やすためには
そんなに不安ばかりではつらいですよね。
そこで、フリーターが将来の年金を増やすために解決方法が2つあります。
- 正社員になる
- 圧倒的な金額を稼ぐ
いざ、正社員で就職しよう!ときっかけを待っていては手遅れです。
- 結婚するにあたって身を固めよう
- 安定した給料が欲しい
- 社会保険もなく、将来的に不安になった
- 貯金が残り少なくなってきた
- 土日休めるようになりたかった
- 両親を安心させたかった
- 正社員とやる仕事がほとんど変わらない
こういった内容がきっかけでフリーターから正社員を目指す人がほとんどです。
私自身も20代の半分以上をフリーターとして過ごしてきました。 正直な意見を言うと、これらのきっかけは遅かれ早かれ必ず訪れます。