僕は2017年から外資系企業に就職をして5年間ほど働いています。
コロナになってから仕事が減ったため、フルタイムではありませんが現在も在籍しております。
高卒フリーターの僕が外資系に入れた理由はこちらの記事で紹介しているので、もし興味があったらご覧ください。
こちらの記事では、実際に外資系で働いてみてきついと感じたことや良かったことについて実体験を元に書いてみました。
業界や会社によっても違いはあるので、ひとつの参考にしてみてください。
外資系で働いてきつかったこと
外資系と聞くときついとかつらいというイメージを持っている人もいると思います。
実際に働いてみて楽ではないと感じたことを書いてみます。
自己責任が強い
僕の場合は、実際の現場や業務を運営したり管理する立場だったので、何か問題があると全て自分の責任になってしまいます。
会社のシステムが…とか、会社の規約的に…といった会社のせいにする言い訳はあまり効果がありません。
あくまでも自分で考えて進めていく、その上で問題があったら対応して解決をしていくというスタイルです。
周りは頼れない
困ったときや問題があったときに、周りに積極的に助けてくれる人はいません。
何かあったら助けてくれるだろう、といった周りに期待してはいけないということを実感しました。
これに関しては、周りに期待しても良いことはないという考えだったので、自分の性格的には合っていたといえます。
それでも、何か相談したいことがあったら友人に話したりしていました。
給料は業績次第
会社の業績が良い時は給料が上がりやすいのですが、反対に業績が悪くなると給料にも反映されます。
たとえ自分だけが頑張ったとしても、会社全体の業績が良くしなければいけません。
実際にコロナで仕事が減って給料も下がりましたが、他のリストラされた社員に比べれば良かったのかもしれません。
自己管理が重要
勤務時間や業務の進行状況、目標の設定など自分で管理することが多いです。
スケジュールや必要なことを考えて、どうすれば効率よく進めることが出来るのかを明確にする必要がありました。
マーケティングや広告運用など必要だけどあまり分からないことに関しても、自分で調べたり勉強をして実務に生かしていかなければいけませんでした。
外資系で働いて良かったと感じた5つのこと
逆に、実際に外資系で働いてみて良かったなと感じたことを書いていきます。
決定権や裁量がある
日系企業だと、わざわざ説明するための書類を作成してから、上司や役員にお伺いして承認など手続きが面倒くさいです。
外資系の場合は、ある程度は自分にも裁量があって、これは上司に相談が必要だなという時にもチャットや電話で終わります。
書類作成に時間をかける必要がないのは、とても効率的ですよね。
働く時間や休みは自分次第
時には休みなしで働くこともありましたが、業務の効率化をして上手くコントロール出来るようになると自由です。
長期で休みを取ったり、自分の好きな時に休めたりと融通がきく点は良かったです。
特に子供が出来てからは、一緒に過ごす時間を確保出来るようになったのは外資系ならではの文化もあると思います。
給料が上がりやすい
実績さえ出せば給料は簡単に上がります。
また、給料の上がる金額も大きいです。
日系企業だと年間に数万円くらいしか上がらないと思いますが、外資系の給料の上がり方は年間に数十万円~数百万円もありえます。
色々なことにチャレンジ出来る
外資系の仕事は専門性が高いと言いますが、もちろん会社によっても違ってきます。
社員数が多いような大手は専門性を求められるような傾向ですが、小さめの会社の場合は、新規事業に携わる機会もあります。
新規事業と聞くと楽しそうなイメージはありますが、まずその事業を調べたりするところから始める必要があるので、正直つらいと感じることもありました。
その時は大変ですが、結果的に色々なことにチャレンジ出来たことは、飽きっぽい性格の自分にとっては楽しかったです。
知識が増える
外資系によくありがちな話だと思いますが、上層部が日本の文化や社風を理解していないので、無茶振りされることもあります。
例えば、〇〇の事業について知りたいから工場見学のアポを取ってといった内容です。
まず見学に行けるような工場があるのかも分かりませんし、アポを取るにしても全く知らない事業の場合、ちょっとは情報を知っていなければ話も進みません。
こうした無茶振りによって、色々な知識をつけることが出来ました。
外資系に就職するためには
資格なし・学歴なし・スキルなしの高卒フリーターから外資系に就職する方法について書いていますので、
どうすれば外資系企業に就職できるのか気になる人はこちらの記事をご参照下さい。
最後に
そもそも日本の企業で働いて自分には合わないなと感じていました。
というのも、上司やトップ層の権限が強すぎますし、部署間の人間関係とかも面倒なことが多かったらからです。
実際に外資系で働いてみて、こっちの文化のほうが自分には合っていると思いました。
きっと転職するとしても、外資系かもしくはスタートアップ企業、フリーランスになります。
もし、今自分が働いている会社に不満があったり、向いていないと思っている人は、一度外資系で働いてみる価値は大いにあると思います。